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OpenCore Legacy Patcher を使用したブート プロセス

ここではOpenCore Legacy Patcher を使用したブートプロセスについて紹介します。

ここでの内容はOpenCore Legacy Patcherのチュートリアル (英語)をベースに作成してます。
なお、OCLPのブートプロセスの詳細は「あのかぼ」の「OpenCore Legacy Patcherのブートプロセスを徹底解剖!―電源を投入してからログイン画面が表示されるまで。」で紹介されています。

OpenCore Legacy Patcherと起動

OpenCore Legacy Patcher自体は、実は必要な下準備を行うプログラムです。基本的にはconfig.plistファイルを編集してファイルを移動することを中心にしており、ブートプロセスに関するロジックはほとんどありません。OCLPの本当の魔法はOpenCorePkgで、OCLPのバックエンドであり、このパッチャーをとても強力にしています。

OpenCore によるブートプロセス

OpenCoreがどのようにして古いMacをネイティブのように蘇らせることができるのかもう少し理解するためには、OpenCore が Mac でどのように動作するかを確認する必要があります。

OpenCore Legacy Patcherのブートプロセスのステップを説明するフローチャート。プロセスはUEFIイメージの読み込みから始まり、Macのファームウェアが対応するファイルシステムドライバ(FAT32、HFS+、APFS)を読み込みます。次に、EFIのブートディレクトリから必要なブートローダー(bootx64.efi、boot.efi)を読み込み、SMIBIOSデータの設定、macOSのブート処理の開始、必要なカーネルドライバのロードといったステップを経て、システムの起動が完了します。
オリジナルのファイル(英語) はこちら。日本語バージョンはKabocyが作成