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OCLPでSIPを有効にする

OpenCore Legacy Patcher を使用してmacOS をインストールした場合、多くの場合OpenCore のビルド時にデフォルトでSIP は低く設定されます。例えばiGPU にIntel HD Graphics 4000が使用されたMac を使用しているユーザはSIP が部分的に無効になっていることに気づいたかもしれません。これは macOS Monterey との完全な互換性を確保し、古いOS との間でシームレスに起動できるようにするためです。
ただし、macOS Monterey 以降を利用する予定のユーザの場合にはOCLP の設定で再度有効にすることができます。

「SIP Settings」とあるボタンをクリックし、SIPの設定を変更する画面は、「Security」タブに移動しました。指定方法などについて変化はありません。

OCLP のSIP の設定画面 (左: OCLP v0.6.5以前、右: OCLP v0.6.6以降)

SIP について内容を把握していない場合には、この設定は変更しないようにしましょう。特にインストール後のルートパッチを適用しているMacでは、ルートパッチが利用できなくなる可能性があり、SIP を有効にすることはできません。