OCLPを使用したアップグレード要件の確認

OCLPを使用して既存のmacOS から最新のmacOS にアップグレードする際の要件についてまとめます。
なお、この要件はmacOS をシステム設定 (システム環境設定)の「ソフトウェアアップデート」やAppStoreを使用してmacOS をアップグレードする際に適用されるもので、「インストールガイド」の要件とは異なります。

ただし「OpenCore Legacy Patcher の対応機種」についてはインストールガイドと変わりませんので、作業前に確認してください。

「ソフトウェアアップデート」や「AppStore」からアップデートする場合の要件

このガイドを使用してmacOS をアップグレードする際の要件について確認します。この要件はアップグレード先のmacOS に依存します。要件を満たさない場合には要件となるmacOS までアップグレードを行うか、インストールガイドを参考に作業を行ってください。

macOS 14 Sonoma

OpenCore Legacy Patcher を使用してmacOS Sonoma へアップグレードする場合には以下の点を確認してください。

macOS 10.13 (macOS High Sierra) 以降が実行されており、ディスクの空き容量には少なくとも42GB程度が必要です。ただし、空き容量については目安で、これを下回る場合でもインストールできる場合もあれば、この空き容量があったとしてもアップグレードできない場合があります。

macOS 13 Ventura

OpenCore Legacy Patcher を使用してmacOS Ventura へアップグレードする場合には以下の点を確認してください。

macOS 10.12 (macOS Sierra) 以降が実行されており、ディスクの空き容量には少なくとも42GB程度が必要です。ただし、空き容量については目安で、これを下回る場合でもインストールできる場合もあれば、この空き容量があったとしてもアップグレードできない場合があります。

macOS 12 Monterey

OpenCore Legacy Patcher を使用してmacOS Sonoma へアップグレードする場合には以下の点を確認してください。

OS X 10.9 (OS X Mavericks) 以降が実行されており、ディスクの空き容量には少なくとも38GB程度が必要です。ただし、空き容量については目安で、これを下回る場合でもインストールできる場合もあれば、この空き容量があったとしてもアップグレードできない場合があります。

macOS 11 Big Sur

OpenCore Legacy Patcher を使用してmacOS Big Sur へアップグレードする場合には以下の点を確認してください。

OS X 10.9 (OS X Mavericks) 以降が実行されており、ディスクの空き容量には少なくとも38GB程度が必要です。ただし、空き容量については目安で、これを下回る場合でもインストールできる場合もあれば、この空き容量があったとしてもアップグレードできない場合があります。

要件を確認したら「OpenCore をビルドしMacにインストールする」へ進みます。