OCLP.net

ソフトウェアアップデートからmacOS をアップグレードする

OpenCore Legacy PatcherからmacOS を起動させると、最新のmacOS へアップグレードすることが可能になります。「システム設定」、または「システム環境設定」から「ソフトウェアアップデート」を利用してmacOS をアップグレードします。

macOS Ventura以降を使用している場合

このステップではネイティブにサポートされているMacと同じように作業します。

▼ AppleメニューやDockなどから「システム設定」立ち上げます。

▼ 「システム設定」が立ちあがったら「一般」を選択します。

▼ 「ソフトウェアアップデート」をクリックします。

▼ アップデートの確認が終わると、「macOS Sonoma」へのアップグレードが行えます。
「macOS Sonoma」の横にある「今すぐアップグレード」をクリックします。

▼ 使用許諾契約書が表示されます。問題がなければ「同意する」を選択し、作業を継続します。

macOS Monterey以前の場合

▼ macOS Monterey以前の場合にはAppleメニューまたはDockから「システム環境設定」を立ち上げます。

▼ 「システム環境設定」の「ソフトウェアアップデート」をクリックします。

▼ アップデートの確認が終わると、アップデート可能なmacOS が表示されますのでその横にある「今すぐアップグレード」をクリックします。

▼ 使用許諾契約書が表示されます。一読した後「同意する」を選択し、作業を継続します。

▼ macOS Sonomaのダウンロードが開始されます。

▼ ダウンロード完了までに時間が掛かる場合がありますので、のんびりと待ちます。

▼ macOS Sonomaのダウンロードが完了すると、自動的にmacOS Sonomaへアップグレードされます。
これには環境によっては時間が掛かりますので、電源を切らずにそのまま待ちます。

▼ macOS Sonomaへのアップグレードがひとまず終わると、Macの再起動を促されます。

アップグレードの開始

▼ 再起動が始まると、すぐにプログレスバーが表示されます。通常、数分から数十分で完了し次のプロセスに移行します。

アップグレード前のmacOS で起動してしまう場合

アップグレードを開始したにも関わらず、元のmacOS で起動してしまう場合には、OpenCoreのブートピッカーの起動先が「macOS Installer」であるか確認してください。

▼ アップグレード時に元のmacOSで起動してしまう場合には、OpenCoreのブートピッカーで「macOS Installer」を選択して起動します。

この作業をしても元のmacOS で起動してしまう場合や、アップグレードに失敗する場合には再度「ソフトウェアアップデート」からmacOS のアップグレードしてください。

▼ 数度の再起動が続いた後、macOS Sonomaのアップグレードが完了します。

▼ ログイン後に、セットアップ作業が始まることがあります。
※ この画面で予期せぬシャットダウンが発生するとセットアップ画面は表示されません。

これでOCLPを使用して古いMacでもmacOS Sonomaへのアップグレードが完了しました。
しかし、現状は多くの場合、GPUアクセラレータやWi-Fi、Bluetoothなどが利用できません。
次のページではOpenCore Legacy Patcherのルートパッチをインストールして、これらの機能を復活させる方法を紹介します。

ここまでの作業が完了したら「アップグレード後の作業」へ進みます。